141話~150話
#141 POINT GUARD
湘北のPGが宮城なので、その印象で私もポイントガードは小さい人がするのかなというイメージでした(藤真もこの世界では小さい方らしいし)。
PG向きの資質かぁ…。
思いの方向はちがうにしろ、同じタイミングで「絶妙」な相田姉弟かわいい。
あの海南に倍もリードしているなんて陵南すごい!
仙道の才能は勿論、選手たちの精神的な支え(さらに陵南ファンは仙道がいれば大丈夫という絶対的な安心感がありますよね)になれるというのがPGにぴったりの理由なのかなと思います。
努力と、現状維持でとどまることなく、“勝利への飢え”が海南の強さの秘密だったのですね!
そうですよ、ミッチー!湘北は陵南と良い勝負だったんですよ!桜木のおかげで。さらにミッチーやりょーちんが加われば、打倒陵南も夢ではないのです!
#142 フクちゃんの秘密
海南を相手に10点差をつける陵南強い!!そしてフクちゃんのオフェンス力すごいな!
20点も入れたのか、フクちゃん、もんげーですな!(by妖●ウォッチ)
たとえ下手でもすごい人に対抗意識を持ち、切磋琢磨していけば良いと思いますが、福田はそれができる人だったんですね。そして、仙道と息の合ったコンビになれたみたいですね。
グループの中では叱られ役を作ると指導しやすくなるのかもしれませんが、された方はたまったものではありませんよね。流川みたいに負けん気が強く、周囲に振り回されず、それを糧にできるタイプなら良いのかもしれませんが…。
特にフクちゃんのような繊細な性格なら尚更…。フクちゃんにも、メガネ君のような存在がいてくれれば良かったのかもしれません。
辛かったフクちゃんには失礼だけど、「ほわちゃ」ってかわいいな(笑)。
でもその気持ちはよーくわかるので、フクちゃんを素直にホメたいと思ったり、庇いたくなるのかもしれません。
いやー、本当に戻って来ることができて良かった…。
そうか、海南が負けるってことは湘北が弱いってことになるのか…桜木たちの立場では…複雑だ(苦笑)。
相変わらず素直じゃないけど、桜木の激励の仕方が良い!そして清田の“神奈川No.1”を牧さんから“勝ち取る”じゃなくて“引き継ぐハズ”っていうのが良いですね!
本当に牧さんを慕ってるんだなー。
「王者海南をなめんなあ!!」って、こういう清田はカッコイイ!!
#143 海南WAVE
清田の身長ではダンクも大変らしいですが、更に大きい魚住の上からダンクをかますとは!178cmの人って、実際結構大きいと思うのですが、それでもダンクが大変ということはゴールって相当高いんだな…と改めて…(汗)。
清田のジャンプ力は半端ないんでしょうね。
本当、流川の「これ以上見る必要はねーです」を見るたびに微笑ましくて笑ってしまいます。
「ねーです」って!!かわいい。流川流敬語?!(笑)
そうですね、明日の試合三井、流川、宮城の3人の出来次第!3人ともファイト!!
桜木の自転車こぎすごいなー(笑)。桜木、全員倒してね!
うーん、仙道はやっぱり見抜けるんですね…。
牧さんすごいなー、ダンプカーと例えられるとか…。
仙道の言葉はチームに安心感を与えるんだろうな。
「さあ いこーか」出ると何故かホッとする。
神が活躍してくれるのも嬉しい!すごい遠くからのシュート!神くん素敵だ!!
やはり確実に決めてくれる!!こっちも安心感!!そして仙道もついに本気を出す!?
#144 全国への道
しかし、5点差まで迫ってくる海南。やはり海南は簡単には勝たせてくれませんね。
そうか、海南はルーキーだった仙道を知ってるんですよね。どんな感じだったんだろう!?
またバスケットカウントかー。牧さん凄すぎるとしかもう言えません…。
更にまた確実の神!!あっぱれです。“ディフェンスに定評のある池上”ってかっこいいな!!
そして、致命的な魚住の5ファウル…スポーツマンは常に冷静さも必要ってことですね…。
魚住が抜け、陵南大ピンチ…!どうする、仙道!?
#145 スーパースター対決
赤木の言葉が深く突き刺さる…!「愚の骨頂」って言い方、流石赤木です!
逆転されてしまい、魚住のファウルは本当に痛かった…!
「仙道ならきっと何とかしてくれる…!」仙道のプレーを見て、私もいつの間にかそんな風に思っていました。
あれ、平等に見ていたつもりだけど、私、陵南応援してる…?
やっぱり牧さん、簡単には点数をとらせてくれはしませんよねー。
仙道と牧、2人とも良い表情です!そして良きライバル!2人の、とったりとられたりに、手に汗握る勝負です!
この先どうなるんだー!?って思っていたら…安西先生が倒れたですって!?
安西先生や、湘北のこれからも心配、そして、牧VS仙道はどうなる!?
#146 もうひとがんばり
仙道が疲れを見せるのが初めて…って、海南の強さはやはり相当なんですね。
…一緒に戦ってきたフクちゃんが仙道さんをよく知り、信じているんですね。「あいつはきっと負けない」…ほっこりします。
フクちゃんも田岡監督に信頼されて良かったね。そして大人気!!
靴紐切れる…ミッチー冷静ですね。私なら少し不安になる(苦笑)。
流川といえば猫のイメージ…、この話がもとでしたね!猫には興味あるんだ。
家で飼ってたりするんでしょうか。
りょーちんも負けず嫌いなのはいいけど、見てくるだけのカラスを威嚇したら、そりゃ反撃されちゃいますよ(汗)。
それにしても靴紐、黒猫、カラスとはこれまたわかりやすい…!
32秒、20秒、10秒…と、息をつかせぬ展開に海南と陵南の実力はほぼ同じなのでは!?そして陵南にチャンス!仙道は本当に期待させてくれますね!
#147 仙道のシナリオ
なんと!!仙道のダンクで延長戦に持ち込んだ!!
仙道さんに飛び付いてる越野くんがすごくかわいい!
彦一は涙まで流し…そりゃあ、仙道が希望を繋いでくれたんだもの。大喜びですよね!
延長戦とはまだまだ魅せてくれますね!
素直じゃないな(そうとっていいのか?)、藤真さん。
そして、さすが選手兼監督です!仙道さんの考えを見抜いちゃうなんて。
私は仙道さんも牧さんももっと相手と勝負をしたいと思って、延長戦に持ち込んだのか?なんて悠長なこと考えてました(汗)。仙道さんはすごいなぁ、牧さんも。
藤真の“オレのいないとこでNo.1争いをするなよな”って粋だな!
勝ちをさらえなかったということは…。
うーん、6点差か…やっぱり海南は絶対王者かー…。崩れ落ちてるのは越野くんかな?心から喜んだり、悲しんだり…頑張ったからだね。
牧さんも仙道さんも湘北を認めてくれて、嬉しい。
陵南!待ってるぞ!!陵南も桜木がたおーす!!(桜木の代わりに)
そんな桜木の目には涙が…。安西先生は大丈夫なの…!?
それにしても主人公がいなくても話が成り立つって凄いですね。
それだけスラムダンクはそれぞれのキャラクターが立っているということでしょう!
♯148 オヤジ
安西先生が倒れた−インターハイ出場が決まるかどうかという大事な試合の前に監督を不在にさせてしまうとは、作者は何と言う試練を与えるのか、と感じました。
その安西先生を病院へ運んで助けたのが桜木花道。自分の父親のことがあったので、彼にとって今の「オヤジ」を「テキパキとした処置」で助けたのでしょう。
唯一桜木の家族のことが描かれている貴重な回です。
病院の窓からメンバーを見送り、「あの子たちならきっと、あなたがいなくても大丈夫」という奥さんの言葉に、布団にもぐったまま「…それも少しさびしい…」とつぶやく安西先生が可愛いですね。
♯149 最後の椅子
大会最終日、「流川命」のルカワ応援団、「炎の男・三っちゃん」の旗を持つ三井応援団、そして桜木軍団と晴子さんたちが応援に駆けつけています。
第一試合の海南大附属は武里に対して主力を下げる余裕を見せ、17年連続の優勝を決めます。
しかし、17年連続ってすご過ぎ!?他の高校は何してる、って感じですよね…(汗)。
そして、陵南と湘北の選手が登場!ベンチで「先生がいないと…」と安西先生大好きのミッチー(三井)が取り出したのは先生の額入りの顔写真。
「縁起でもねぇ!」と怒る赤木と桜木ですが、ミッチーの気持ち、分からなくもないですね。
監督抜きの湘北がどれだけ出来るのか不安になりますが、病床での監督の言葉「君たちは強い…」の言葉に読者は励まされます。
しかし、ふらふらしながらの言葉なので、やはり不安…!?
♯150 湘北と陵南
いよいよインターハイ出場をかけた最後の切符を争う湘北と陵南の試合が始まろうとしています。
この回で注目すべきは陵南の田岡監督のリクルート話。狙ってたんですね〜、ミッチー、リョータ(宮城)、流川を。結果、ミッチー「安西先生がいるから(湘北に行く)」、リョータ「左に同じ」。
安西先生、どれだけ神なんだっ!とーぜん流川も安西先生目当てで湘北に行くと思いきや、「近いから」。天晴れ、流川!
田岡監督が描いた魚住、仙道、流川、三井、宮城のチームも見てみたかったですね。
でもやっぱり、赤木、桜木、流川、三井、宮城の5人がベストメンバーと思いたい!
151話~160話まで
♯151 ABOVE THE RIM
さあ、試合開始!陵南・福田のシュートでリングに入ろうとしたボールを取ろうとする桜木。バスケットインターフェア(リング上に落ち始めたシュートボールに触れてはならない。
触れたら、入らなくても得点になる)を取られ、審判にくってかかろうとしますが、「あっちの2m(陵南・魚住)のようになるぞ」と流川の声が。
ナイス!流川。
「審判に逆らって退場するようなバカに見えるか!」と応戦する桜木に、5ファウルで退場した経験のある魚住は怒(いか)ります。2人が故意で言ったかどうかは分かりませんが(特に桜木)、赤木の「やるな、あいつら」の言葉にあるように、この時点で1本取ってますね、湘北は。
「高校の試合でインターフェアをコールしたのは初めて…」と呟く審判、海南・牧と、翔陽・藤真の表情…。ここでも桜木がただものではないことが示されています。
しかし、皆が驚くのはこれから。ノーマークになった桜木が放ったのはダンクではなく、ゴール下のシュートだったのです!短期間での桜木の成長を目の当たりにした周りと読者。
何が起こるか、益々目が離せません。
♯152 アイソレーション
ダンクとレイアップしかできなかったと思われていた桜木がゴール下のシュートを決めた!しかし、それだけではありません。
「リバウンド王」ですから、リバウンドもしっかり取るわけです。出られなかった武里戦へのうっぷんをはらすように元気すぎる桜木。調子の良さには何か落とし穴がありそうな…。
一方陵南は、福田に点を取らせる戦法、アイソレーションで仕掛けてきます。
その福田のシュートも三井が体当たりで止めて…と、試合開始から目立っている桜木と福田…2人の対決が気になるところです。
♯153 抜けそう
「いい気になんなよ おい」と福田に言う桜木。やっぱり、エラソーだ。自分が1個上だから敬語を使えと言う福田。
最もだ。
しかし、そんなことにはおかまいなしの桜木。なんせ、皆が尊敬してやまない安西先生を「オヤジ」よばわりし、ぶよった顎をたぷたぷする始末だし…。
田岡監督にいたっては「この天才の恐ろしさを忘れたか!!じじい!!」。「じいとじじい…まだマシかな…」と呟く海南の牧。ナイスツッコミ(牧は桜木にじいと呼ばれている)!
あくまでも実力は自分が上、と豪語する桜木だがポカをやらかすことも…。
そこをカバーする宮城の速攻とジャンプ力、カッコイイですね。168センチの宮城、バスケはノッポだけのスポーツではないのです。
同じポイントガードの翔陽・藤真も宮城のジャンプ力にはびっくり。三井の「とびげりが得意だったからな、あいつは…チビのくせに」と、2人のやんちゃ時代を物語るセリフも飛び出し、感慨深かったりするのです。
♯154 ゴリ異変
気合いが入りまくりの赤木ですが、魚住に倒され激しく背中を打ってしまいます。
これがきっかけで、怪我をした足の痛みを思い出した赤木。
自らはフリースローを2本外し、さらに福田にシュートを決められてしまいます。そしてパスミスまで…!
牧も田岡監督も赤木の微妙な変化に気付きます。
人はちょっとしたことをきっかけに、忘れていたことを思い出したりするものです。
今の赤木がそれ。大黒柱に異変が起こり、試合に影響が出なければ良いのですが…。
#155 ボス猿咆哮
赤木はケガをした足が急に不安になり始めます。一度不安になり始めると、人はどんどん落ちていくもの。
海南戦の傷跡がここでも彼を苦しめます。湘北の大黒柱がゆらいでしまうという、この先に不穏な影が見えてしまいます。
三井が赤木の異変に気付き、木暮にタイムアウトを取るよう指示します。
魚住のフリースローで、桜木お約束の“外せの呪い”に、横にいるいつもは余裕の仙道もちょっと戸惑います。
シリアスな局面での小休止シーンにはほっこりしますね。その呪いが届き(!?)、魚住のボールはリングにかすりもしませんでした。
やっぱり桜木は天才!?
そしてリバウンドをとろうとして、魚住に激突し落ちる桜木ですが、ふたりとも大丈夫か心配です…。
#156 メチャクチャな2人
桜木と魚住は背中からコートにぶつかり、周りを心配させますが、桜木はすぐに立ち上がります。喧嘩できたえていたから身体は強いのでしょうか!?
やはり人生に無駄に無駄なことなどひとつもない!?(喧嘩はしないに越したことはないですが…)
そんな桜木を見て、「ただならぬ素質」と思う福田ですが、プライドの高い福田にそう思わせた桜木は相当ですね。
タイムをとった湘北。
後ろ向きな考えにとらわれている赤木に桜木はなんと頭突きをくらわせます。桜木なりの激励の形なのでしょう。
「素直じゃないなー、桜木」と思いますが、それが彼の良いところでもありますね。それで赤木もふっきれ、再び湘北に光が見えてきます。
#157 屈辱2
赤木の気持ちがふっきれ、気合いが入る湘北メンバー。
早速パワー勝負で魚住に立ち向かい(ゴリラ)ダンクを決めようとしますが、仙道に弾かれてしまいます。桜木が再びダンク(ゴリラダンクII)をしようとし、魚住に止められはしますが、この勢いで試合の流れも変わりそう!
と期待したのですが…。魚住に飛ばされ、立ち上がれない桜木。「生きてるか桜木は…」「たぶん死んだ…」の牧・清田コンビの会話がシュールです。
桜木は強いから大丈夫!と読者は信じていますが、桜木軍団の台詞に別の意味で不穏な空気が…。
#158 落とし穴の予感
バスケットのプレイとはいえ、屈辱でキレてしまった桜木。
しかし桜木軍団のフォローでそちらに気を引くことができました。それにしても魚住のお面はどこから出してきたのか…。桜木軍団恐るべし!
桜木軍団はバスケ部が襲撃された時といい、いつも桜木を助けてくれて、本当にいい友だちです。
「ゴリラダンクIIおしかった。いいプレイだったよ」と声をかける木暮ですが、彼も桜木にやる気をださせるのが本当に上手いです!湘北のチームはポジションのバランスが良いですね。木暮は良き理解者です。
3年はこれが最後だから…そんな木暮の想いを乗せてフリースローを決める桜木。
2投目は外れましたが、流川のリバウンドと上手いパスによって赤木がダンクを決めます。赤木、ついに本領発揮!さあ、試合も面白くなってきました!
#159 ホメてくれ
「完全に足のことは頭から消えた!!」との木暮の想いに読者もホッと一息ついたでしょう。
「赤木本来の姿に戻ったか」「ゴリラですね?」の牧と清田の会話、素直に笑えます!
「そういうことじゃないけどね…」と清田にツッコミたくなりますが…(笑)。
更に赤木のハエたたきに、場内が湧きます!赤木の絶好調にこちらもワクワクです!
勢いに乗ってきた湘北、赤木の「越野はチョロいか?」の問いに「チョロいね」と言い切る三井はかっこいい!三井の活躍に期待大です!
でも、陵南をナメてはいけません。新戦力の福田がいます。
彼のバスケットに対する飢えは仙道とは違う、ガムシャラな勢いをもたらすと田岡監督は期待しているようです。
場内の「フ・ク・ダ」コールに「もっとホメてくれ」と思う福田。そんな素直なフクちゃんを見ているとこちらもホメたくなりますね(笑)。
福田で攻めるということはつまり桜木が侮られたということ。「ディフェンスがザルと思われてるんだ」と流川に言われた桜木に火がつくのでしょうか…!?
#160 経験
「お前はナメられてる」と流川に言われ、桜木は相当悔しかったでしょう。
牧が清田に「マンツーマンでディフェンスをする時はどうする?」と問います。
「腰をおとして、清田独特の動物的カンで相手の動きを読む!」と答える清田。
何故清田のコメントはこんなに面白いんでしょう(笑)。
しかし牧曰く、「経験」が物を言う、そう。でも、“動物的カン”で海南のスタメンをとれている清田はスゴイ!
脅威的な成長を見せる桜木ですが、まだ初心者。いくら天才でも経験だけはどうすることもできませんね。
「桜木(あいつ)のことは認めてるんだがな…」と言う花形。彼は身を持って桜木の凄さをわかっていますから…。
他校のライバルにもどんどん認められていく桜木にファンも嬉しくなってくるのではないでしょうか。
しかし、桜木より「経験」のある福田を相手に、桜木は突破口を見出だせるのでしょうか…!?