スラムダンクの続編 名言

161話から170話まで

#161 敗北


仙道&福田のスーパーコンビのアリウープにより、陵南コールが湧き上がります。

 

福田に飛ばされ、パイプ椅子に突っ込んだ桜木の額から血が流れます。

 

赤木が復活し希望が見えてきたのに、ここでまた湘北は難局を迎えてしまいました。

 

仙道曰く福田は「桜木と同じくらい成長が早くガムシャラ」。福田は桜木がもっと成長するための良いライバルだったのですね。

 

桜木と木暮が交代、安西先生のためにも絶対に負けられません。

 

メンバーは気合いが入り、ベンチの選手達も陵南コールに負けずに声を出します。声を出すことは、本当に大事ですね。そのおかげか、ついに三井も3Pを決め、点差はまだあるものの湘北を勢いづける良い形で前半が終了します。
一方、流血を止めるために横になっている桜木の身体は悔しさで震えています。

 

心配して桜木に駆け寄ろうとする晴子を制止する彩子。

 

桜木の苦しさ、辛さ、男の気持ちを理解しているとは、流石、姉御!

 

 

 

#162 2nd HALF


三井の3Pシュートで救われた湘北。翔陽をも苦しめた三井の得点力はやはり本物!

 

そんな三井を知らない観客に、堀田は「炎の男三井寿だ!!」と詰め寄ります。セリフ枠に、元中学MVPだけでなく、手書き文字で元不良とも書いてあるのが何とも言えませんね(笑)

 

一度グレてはしまいましたが、三井にも堀田達という支えてくれる友人達がいるのです。
一方、悔しがる桜木はロッカーに八つ当たり。でも流川と言い合いができる気力があるので安心です。

 

そんな桜木達をハリセンで叩く彩子ですが、「(血が)余ってるみたいからもっと出しちまえ!!」とは容赦なし(笑)!しかし彼らへの愛情はしっかりと伝わっていますね。
 仙道は、まだあまり活躍してない流川を疑問に思います。

 

清田も流川の性格からして、仙道に勝負を挑まないはずがないと考えます。「前半は捨てたのか!?」と気づきます。清田するどい!これも“動物的カン”なのでしょうか!?(笑)

 

ついに本気を出した流川の活躍に期待が膨らみます!

 

 

 

#163 沈黙の前半


 点は沢山とれるが、流川の弱点は体力です。

 

普通に考えれば、前半に体力を温存して後半一気に攻撃するのはかなり無謀なやり方です。

 

しかし、流川にはそれをやってくれると思わせる絶対の信頼感があります。

 

悔しさに溢れる桜木の当初の計画は「福田にハエたたき!魚住にゴール下のシュート!仙道にスラムダーンク!そして、勝利!」そう、上手くいくはずは…無いのにね(笑)。

 

流川は、すぐにシュートを決め、あっという間に1ゴール差まで追いつきます。

 

更に「仙道はオレが倒す」の決めゼリフ。流川の凄さにしびれっぱなしの回になっています。

 

#164 エース


 フリースローを決め、1点差にまでに詰め寄る流川。

 

桜木は味方にまで(フリースローを)外せと念じますが、流川には効果がありませんでしたね(笑)。

 

試合も読者の気持ちもすっかり流川のペースに。普通なら入りにくいはずのシュートも、流川はやはり決めてしまいます。

 

「今のがマグレじゃないとしたらいくら仙道といえども止められるものじゃない…」と藤真をも恐怖に…。

 

流川恐るべし!彼は本当に湘北で良かったと思います。

 

同じ一年生の清田や彦一にも流川の存在は重くのしかかります。桜木を茶化したりしていた清田もいつになく真剣な表情です。

 

仙道曰く「わずか3か月で…大した奴だ」。そうなんです、まだ3か月。つい忘れてしまいます。たった3か月で、流川と桜木の成長は半端ないと改めて気づかされます。

 

そんな流川に生き生きする仙道。彼はどんなプレイを見せてくれるのでしょうか!?

 

 

#165 我慢
本気を出した流川に燃える仙道。

 

田岡監督は「ムラがある」と言います。いつも安定してたプレーをするのが一般的には良いとされますが、仙道はそれでも凄腕のプレイヤー。

 

流川と同じプレイをし、実力を見せつけます。
 そこからはお互いに点を与えず、勝負はなかなか動きません。その沈黙の時間を破ったのは仙道でした。

 

しかし、「格が違う」と陵南の控え選手に言われた流川は3Pを決めてしっかりお返しをします。

 

負けず嫌いもここまで極めれられれば立派ですね。

 

これから試合がどう動くのか、ますます目が離せません!

 

 

#166 こりない男
仙道のパスで福田が決めれば流川も決める。お互い得点差がつかぬままに試合は進んでいきます。

 

「カッコいいわね やっぱあの人… プレイ中は」と言う松井に「そうなのよう!」ともう流川にメロメロの晴子。

 

確かに流川のプレイには華があります。一種の芸術ですね!

 

一方、主人公の桜木はなかなか活躍できません。水戸が「誰もあいつがルカワみたいにやるなんて思っちゃいねーんだから」と言いますが、そうです!

 

ファンは桜木らしいプレイが見たいのです!

 

そんな期待に応えるかのように出た!桜木必殺「自らとーる!!」

 

自分がシュートしたボールのリバウンドを自らとる!初めてこれを見た時にこの発想はなかったと、やられました!ホント、桜木天才だな…。

 

経験があると(いや、なくても普通は)こんな発想や行動は考えつきもしませんからね。

 

皆、流川じゃなくていいのです。無理矢理シュートと連続「自らとーる!!」に思わず笑みがこぼれますが、なんとそれが…!

 

 

#167 ファインプレイ
ここで、ちょっと一息。
表紙に「SD ALL-STARS」のユニフォームを着た湘北・海南・翔陽メンバーが勢揃い!目にも楽しい表紙絵です。

 

桜木と清田は挑発、赤木と魚住は睨みあっていますが、他のメンバーはみんな良い表情をしています。

 

そして、本編…なんと桜木のプレイが魚住のファウルを誘ったのです!

 

これで魚住はファウル4つめ。さすが天才、いい働きをしてくれます!魚住を交代させ、「ファインプレイだぜ花道!」と、宮城も桜木にやる気を出させるのが上手い!微笑ましいで凸凹コンビですね!

 

フリースローは外してしまいますが「自らとーる!!」からの三井へのパスからの3Pで逆転します!

 

しかし三井に疲労の表情が…三井の3Pは本当に大きいポイントになるのだからもう少し耐えて!と心から応援したくなります。

 

そして赤木からのパスでシュートを決める桜木。

 

桜木の覚醒・大活躍に笑みが止まりません。

 

そしてとどめの「ナイスパス ダンナ!」「ナイスパス!」「今のはパスがよかった」に更に笑いが止まりません!

 

 

#168 田岡の夢


4ファウルでベンチに下がった魚住は、過去のことを思い出します。

 

一年生の魚住は体力がなくて、田岡監督は厳しく、「でかいだけ」と陰口を叩かれ、辛い練習の日々でした。

 

田岡監督は外側から見ると、怒鳴る、怖い、厳しいというイメージです。

 

しかし「ゆっくりでもいい!自分の力でやり遂げろ!!」と魚住にかける言葉に、それだけではないのかな…?と思ってしまいます。

 

きつくて体育館裏で吐いていた魚住に田岡監督はあたたかい言葉をかけます。

 

陵南の監督になって10年、初めてチームの中心になれる男を見つけました。それが“ビッグ・ジュン”、魚住だったのです。

 

監督は魚住に期待していたから、特に厳しかったのですね。

 

「でかいだけ」という陰口を気にしていた魚住に「お前をでかくすることはできない どんな名コーチでも」、この台詞にはグッときます。

 

「でかいだけ」、それは「立派な才能」です。バスケットは勿論、そうでなくても小さいと不利になることも多い世の中。

 

特に宮城のような小柄な選手は大きい魚住達がうらやましいと思っているでしょう。身長だけは努力や経験ではどうにもなりません。

 

魚住が3年になった時に陵南初の全国大会出場を夢見ている、と本音を語る田岡監督。その気持ちが伝わって、今の魚住があるのでしょう。

 

赤木もそうでしたが、魚住も最初から強かった訳ではなく、メンタルが弱い部分もありました。田岡監督もただ怖いだけではない監督だったのですね。

 

陵南の強さはここにあったのかもしれません。それは外から見てもわからないものです。

 

また、赤木が「ナイスリバウンドだ!!」と珍しく(?)、桜木を誉めるところにも注目したいですね!

 

 

 

#169 リバウンド王・桜木奮闘
桜木は果敢にリバウンドをとりに行きますが、激闘の末、手に弾かれたボールが陵南側のゴールに入ってしまいます。なんと自殺点!こんなのってあり!?

 

清田に笑われ、陵南にはお礼を言われ、これは赤木に怒られる!!とヒヤヒヤしますが、「今のはアグレッシブにとりにいった結果だ OKだ」と赤木。おとがめなしで読者も一安心です。

 

ノッてきた湘北に「まだあわてるような時間じゃない」と仲間を落ち着かせる仙道は本当にクールで頼り甲斐がありますね!

 

そして桜木の新技(?)「(フェイクに)ひっかかっても2回とーぶ!!」が出て、更にリバウンドもとります。本当に桜木の技は面白くてワクワクさせてくれますね!更にボールをとってしまいます。

 

本当に桜木の技は面白くてワクワクさせてくれますね!バトル漫画の必殺技にもインパクトでは引けばとらないのではないでしょうか!?

 

 

そんな桜木の動きの豊富さを認める牧に面白くない清田ですが、努力の人・神にも、「抜いたと思ってももう前にいる」と言わせたのですから、桜木はやはりただ者ではないのです!

 

 

 

#170 勝利の雄叫び


流川のシュートで点差が開き、魚住は「行かして下さい」と田岡監督に頼みますが、ラスト5分まで待てと言われます。

 

ゴール下でシュートを外し、「自らとーる!!」の桜木ですが、「3度もうたすかよ!」と仙道にボールを奪われます。じゃあ2回目までは桜木を見守ってたの?仙道ってば、優しい(笑)。

 

そんな仙道の動きを読み、ブロックした赤木。「仙道をブロックした意味はとてつもなく大きい」と思う木暮、赤木の雄叫びは勝利の雄叫びとなるのでしょうか!?

 

すっかり湘北の流れになったことに焦る魚住ですが、まだ我慢しろと田岡監督は言います。残りあと8分、このまま湘北はリードしたまま逃げ切れるのか!?

 

しかし、田岡監督の「湘北には不安要素がいくつもある」という言葉に、一波瀾ありそうです。どうなるのか楽しみでもあり、少し心配でもあります。

どうなる湘北!?・・・

 

171話~180話まで

#171 君たちは強い
今のところ湘北は陵南に7点差をつけてはいますが、相手は強敵の陵南。

 

8分もあれば、いくらでも逆転される可能性はあります
ベンチにいる魚住はいてもたってもいられませんが、田岡監督は「我慢だ 信じるんだ」と言います。

 

一方、勢いがついた赤木ですが、海南の高頭監督や牧が思ったように、今の赤木には彼の力を生かしてくれる仲間がいます。

 

3Pが武器の三井、オールラウンダーの流川、パスが上手くスピード技が強い宮城、そして初心者だけれどリバウンド王になりこれからの成長が期待できる桜木。

 

そんな仲間がずっと全国の夢を追いかけてきた赤木のもとに集まりました。個性も強過ぎる彼らですが、ひとつになった時には、すごいパワーを出せるのです。

 

「オレたちは勝ちます 安西先生…!!」と力強く思う木暮。きっと湘北は勝てると希望が持てる回になっています。

 

 

 

#172 ボス IS BACK
ついに我慢できなくなった田岡監督は4ファウルの魚住をコートに戻します。

 

仙道が一人で陵南を支えさせる形になっていましたが、それが負担になるほど、湘北は強いチームになっていたのです。

 

魚住が復活したことで、またもや流れを変えられてしまうかも…という不安がよぎりますね。
 ボールをナイスカットした宮城の電光石火プレイは本当に見応えがあります。

そしてシュートもキレイ!小柄だって仙道がとめられない攻撃ができるのです!そしてこのプレイは陵南を追いつめました。

 

しかし、魚住が…。

 

 

 

#173 集中力
 魚住は強気に攻めます。「ファウルだ!!」との木暮の声が響きますが、審判はファウルをとりませんでした。

 

チャージングの境界線を引くとは、魚住恐るべし!「ただデカいだけ」と思われたくなくて必死に力をつけた魚住。

 

しかし赤木のような天性のゴール下の得点感覚が自分にはないと思った魚住は…仲間を信じます。

 

「オレはチームの主役じゃなくていい」…点のとれる仲間に気持ちを託した魚住の背中は身長だけでなく、とても大きく見え、じーんとさせてくれます。

 

しかしコミックスのおまけページでは…ほんとに井上先生ってばお茶目!(笑)

 

 

#174 BLUE COLOR
 福田がやっと入れることができた1ゴールで陵南は勢いづきます。

 

それでも桜木や三井は動じません。しかし魚住が本領発揮。
「デカいだけ」そう言われた悔しい気持ちをバネに果敢にリバウンドをとりにいきます。

 

「こういう仕事はオレに任せろ」との魚住の力強い言葉は、点を獲りにいってやる!

 

と仙道の気持ちに火をつけたのですね!

 

流れは陵南のほうに動きはじめるのか−相手が仙道だけに不安ですね。

 

火がついた仙道はもう誰にも止められないのでしょうか!?

 

 

 

 

#175 主役
 試合も残りあと5分。牧曰く「どっちもエースが気まぐれ」だから、どちらが勝つか想像はつきません。

 

でもそんな流川と仙道の両エースが本気を出したらどうなるのでしょうか。
 湘北の「不安要素」である「ファウル」の数がピックアップされます。

 

赤木が3つめのファウルをとられ、三井、宮城、桜木も皆ファウルが3つ!ファウルの数はプレーの善し悪しを決めるほど、重要なものです。

 

仙道の攻めに熱くなる桜木ですが、そこで仙道に乗せられてはダメだぞ、桜木!やはり、仙道恐るべし!

 

 

 

 

#176 不安要素


 1分間に1ゴールずつ差を詰めるという仙道に「バスケットは算数じゃねえ」と立ち向かう流川。

 

そして無謀だと思われるプレイですが、強引にシュートを決めます。読者もきっと一瞬えっ?となった思いますが、ここは流石は流川、と言うべきでしょう。

 

流川にも火がつき、仙道に点差が開いたと負けん気の強さを発揮します。

 

そんな流川に湘北の士気も上がるかと思いきや、仙道は湘北の不安要素のひとつであるファウルをとりに行きます。

 

やはり仙道恐るべし

 

 

#177 点取り屋
再び仙道がバスケットカウントをとり、息つく暇もないエース同士の本気の戦いにはワクワクが止まりませんね!

 

いつもは大人でしっかりしている木暮ですが、宮城の4つめのファウルに動揺してしまいます。

 

そんな彼を見て、こちらも心配になるのですが、そわそわしているメガネ君が可愛かったり…(笑)。
 「とられた分はとり返す 攻め気を忘れないように」と流川からのお言葉。

 

その通りなのですが、先輩にまで言えちゃう流川は凄いですね(十分実力があるからですが)。

 

湘北はベンチが弱いと言う客席、陵南に逆転の目が出てきたという藤真の言葉に不安な気持ちも高まります。

 

でも、ムキになった流川は強いことを読者は知っていますから、流川のプレイは安心して見ていられますね。

 

普通はムキになると判断が鈍ることも多いですが、そこは流石オフェンスの鬼の流川です!

 

それにしてもいつもは言葉少なな流川がよく喋り、凄いプレイも見せてくれるので、流川ファンにも見逃せない回のひとつではないでしょうか。

 

 

 

 

#178 仙道 ON FIRE
流川の猛攻に仙道も負けません。

 

10連続得点を入れます。客席にいるバスケットをあまり詳しくないであろう女性までその容姿と華麗なプレイですっかり虜にしてしまう仙道ですが、彼の凄いプレイには男女ともに本当に惚れ惚れさせられてしまいますね。

 

敵ながら天晴れです!

 

更に3Pを決める仙道コールが沸き上がり、すっかり会場は陵南ムードになってしまいました。

 

指導者の安西先生がいない穴は大きい。やはり一筋縄では行かない陵南です。客席全体まで味方につけ、陵南は湘北を苦しめて逆転してしまうのでしょうか!?

 

いったいどうなるのか、ハラハラドキドキです!

 

 

 

 

#179 湘北崩壊
湘北は気合いを入れ、陵南に再び立ち向かいます。やはり、最後は気持ちですね!

 

田岡監督は素人・桜木が不安要素と言い切ります。桜木は未知なる力を持っていますが、その分安定しているとは言えません。

 

決死の力でゴールを守る赤木ですが、またしても仙道がシュートを決めます。ついに差は2点差。両キャプテンとも4ファウルという状態です。

 

三井の活躍がないぞ、どうした三井!!と三井ファンもそうでなくても気になっていると思いますが、彼が支えにしていた安西先生不在は大きなプレッシャーだったのでしょう。

 

ついに三井はコートに倒れてしまいます。三井の倒れた姿に読者もショックで、絶望的な気持ちになってしまうでしょう。

 

追いつめられた湘北、絶体絶命です。

 

 

#180 三井悔恨
死闘を繰り広げ、陵南の追撃の中、ついに三井が倒れてしまいます。脳貧血を起こし、「水分補給と休憩で大丈夫ですが、この試合出場は無理」という彩子。

 

この回のタイトルは「三井悔恨」ですが、三井ファンも残念でしょう。「なぜオレはあんなムダな時間を…」…切ないな〜、ミッチー!

 

残り時間2分16秒、応援は陵南一色。そこへ喝を飛ばしに現われました、桜木曰く「ジュードー男」こと赤木の友人・青田が柔道の優勝旗を持って。

 

こんな時には部外者の声のほうが、奮起させるのですよね。「こんなところでモタついてて全国制覇ができると思うか」。

 

カッコイイぞ、青田!

 

仙道の上手いパスが福田に渡り、シュート!と思いきや、そこにはナント桜木の姿が!さすが天才!

 

 

 

アニメ101話感想

湘北高校バスケ部メンバー


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