バスケポジション(役割)
バスケポジション
高校野球での守備番号はそのまま、正選手の背番号になっている。
1はピッチャー、2はキャッチャー、3はファースト、4はセカンド、5はサード、6はショート、7はレフト、8はセンター、9はライトというように。
バスケットボールはどうだろう。
バスケの守備番号は1番・ポイントガード、2番・シューティングガード、3番・スモールフォワード、4番・パワーフォワード、5番・センターとなっている。
ちなみに背番号は、Bリーグでは0番から2桁の数字であればどの番号でも使用できるようだ。
1番から5番までのポジションにはそれぞれ意味があり、1番・ポイントガードは、コートでのコーチ、司令塔の役割、
漫画「スラムダンク」の、
湘北高校メンバーでは宮城リョータだ。
バスケは身長の高い選手が中心なスポーツと思われがちだが、リョータは168センチ、ポイントガードは動き回りボールを運ぶシーンが多いので、身長の高さはあまり関係がない。
勿論、高身長のポイントガードもいるが、Bリーグの栃木ブレックス所属で元NBAプレーヤーの田臥勇太選手は173センチ、千葉ジェッツの富樫勇樹選手は167センチだ。
そして、3人とも得点能力が高い。
バスケの代名詞である大きい選手ではなく、今一番集客ができる選手が、田臥、富樫である。
2番・シューティングガードは、積極的にスコアを狙いに行く、外角からのシュートを決める、
湘北メンバーでは流川楓。
他のことには全く興味がなく、カッコよさで女の子に騒がれても無視、授業中は居眠り(流川は寝ることがシュミと言っているが…)、とにかくバスケ一筋の流川。
オールラウンドプレーヤーで、チームのエースであることもうなずける。「日本一の高校生」になることも夢ではないだろう。
3番・スモールフォワードは、点取り屋のマルチプレイヤー。
3ポイントシューターでガードのサポートもする。
湘北メンバーでは、三井寿。
三井といえば3ポイントシュータというのが、「スラムダンク」の売りのひとつであろう。
勿論、「バスケがしたいです」エピソードも、だ。
4番・パワーフォワードは、インサイドでリバウンドや、ゴール付近のシュートを決める、
湘北メンバーでは、桜木花道。
バスケ初心者の桜木が立派にこのポジションを務められているのは、彼の身体能力と抜群のバスケセンスの賜物だろう。
高校でバスケに出会わなければ、彼はフツーに不良だったかもしれない。
5番・センターは、ゴール近くでのオフェンスやディフェンスをする。高い身長とパワーがある選手が務める。
湘北メンバーでは、赤木剛憲。
「ゴリラ」の異名を持つ赤木は、センターを守るために生まれてきたような男。
体格も顔も迫力満点だが、他のレギュラーメンバー4人とは比べ物にならないほどの優等生。
そこがまた魅力でもある。
他にも山王高校の深津、沢北、川田・兄、陵南高校のエース仙道など各ポジションのエキスパートも登場し、深みを増している。
バスケポジションから「スラムダンク」のキャラクター分析をしてみるのも楽しい!!
次回は脇役たちのポジション別でない分析します。
(重要人物)